マッチングアプリでマッチングされたのが、何故かハゲたオッサン。
私、大学に入学したばかりの18歳だよ!どうして、オッサンとマッチングされるの!しかも、ハゲって有りえない!
地元の友達「プロフィールに変なこと書いたんじゃないの?」
マッチングアプリのプロフィールを見直してみると、好みのタイプを「ダンディな人」としてあった。
ダンディな人が、どうしてハゲのオッサンになるの!
ハゲのオッサンから送られて来た画像には、ロン毛のオッサンが映っており、ハゲのオッサンがカツラを被っているのは明らかだ。
ハゲのオッサン(以下、オッサン)「いつ、会う?」
「はあ!?」
会う前提で話が進んでいる、ウソでしょ!
友達「会うだけ会ってみれば良いじゃない」
私「イヤよ」
友達「でも、ハゲたオッサン、お金はあるんでしょ?」
送られて来た画像に映るオッサンは、ブランドモノに疎い私でも知っている高級時計をしている。
友達「お金だけ貰ってバイバイすれば良いじゃない」
私「えー!?」
オッサンとの待ち合わせに、友達に付いて来てもらった。
待ち合わせ場所は、私が通う大学の最寄り駅。
その駅の周辺には多くの大学があるため、私が何処の大学に通っているかはバレない。
多くの大学の最寄り駅のため、多くの人がいるのだが、私にメッチャ手を振るオッサンがメッチャ笑顔で近づいて来た。
友達「悪いけど、私、帰る」
私「えー!?」
1人残されると、メッチャ笑顔で近づいて来たオッサンは、画像とは違う別バージョンのカツラを被っていた。
周囲の人がオッサンをジロジロ見るのは、メッチャカツラって分かるから。
オッサン「Aちゃん?」
周囲の人に見られ恥ずかしかった私は、シカトをしようと思ったのだが
オッサン「〇〇のAちゃんだよね?」
私「声が大きいですよ」
オッサンが言う〇〇とは、私達が知り合ったマッチングアプリのこと。
マッチングアプリと聞いて、周囲の人がザワつき始めたため、駅から離れた。
オッサン「僕って分からなかった?」
私「分かりますよ。カツラは何個持っているんですか?」
オッサン「カツラじゃないよ、これウィッグだよ」
オッサンに、カツラとウィッグの違いをレクチャーされるとは思ってもみなかった。
私「ウィッグは被らないほうが素敵ですよ」
オッサン「本当に!?」
嬉しかったのは、オッサンはタバコをポイ捨てするように、被っていたウィッグを側溝に捨てた。
すると、私達の後ろを歩いていた女子大学生達が悲鳴を上げた。
スマホで撮られたら大変なことになると思い、私はオッサンの腕を掴みラブホテルに入った。
オッサン「良いの?」
良いもクソもない。
なぜなら、悲鳴を上げた女子大学生達が、ラブホテルに入った私達のことを付けて来ていたから。
時間を潰すつもりで、部屋に入ると
オッサン「先にシャワーを浴びてくるね」
エッチをヤルなんて一言も言ってない。
オッサンがシャワーを浴びている間に、オッサンの着ていたスーツの内ポケットに入っていたサイフを見ると、メッチャお金が入っていた。
シャワーを浴びたオッサンが戻って来ると、私はとっさにオッサンから目を反らした。
なぜなら、オッサンは、メッチャ立派なオチンチンの持ち主だったから。
オッサン「さっぱりするから、Aちゃんもシャワーを浴びて来なよ」
オッサンからは目を反らしていても、私の視界に入るのは、ガラスに映る立派なオチンチン。
ハゲていても、アリかも?
そう思った私は、シャワーを浴びた。
シャワーを浴びてからベッドルームに戻ると、私のスマホは鳴っていたのだが、出られなかった。
オッサン「出ても良いよ」
そう言われても、スマホに出られるわけないじゃん。
だって、オッサンに立派なオチンチンをハメられているのだから。
ハゲている割に、オッサンのSEXは激しく、しかも、遅漏。
オッサンがイク前に、私は3度もイッた。
立て続けに3回もイクと、ベッドシーツはお漏らしをしたかのようにビショビショに濡らしてしまった。
オッサンが射精して暫くすると、フロントから電話があったため、おそらく2時間近く、私はオッサンにハメられていた。
SEXで腰が砕けたのは初めての経験。
シャワーを浴びてベッドルームに戻ると、オッサンがいない。
シマッた!ヤリ逃げされか?
イヤ違う。
私のスマホの下に、置き手紙と一緒にポチ袋が置いてあった。
置き手紙にはたった一言、「良かったよ」。
ポチ袋に入っていたのは、私がアルバイトで稼げる1ヶ月分の給料に相当する〇〇万円。
このことを友達に話すと、「メッチャダンディじゃん」と言われた。