彼氏とのエッチはもう二度としたくない!
理由は、つまらないから…
自分のことばかり考えたエッチはこりごり。
あたしにも一応は理想のエッチというものがあるから…
理想のエッチそれは…
一言では言いにくいけど、愛し合うようなエッチのこと。
周りは教育していけばいいからというけれど……
あたしはそんな奉仕したくない、だってそれって女としてプライドが失われるから…
そんな風に悩んでいた…
「まりこ彼できた?」
あたしのことじゃない…
この質問はあたしではなくて…バイト先の美人な先輩へ。
盗み聞きしていると、どうやら告白されたらしい…
「ええ、いいなあ…」
告白されるなんて…羨ましい、あたしには絶対に起きない出来事よ…
彼女のようにおしゃれになれば変わるかも…
例えばヘアメイクに凝ってみたり…
由香里は学校内でいきなりイメチェンしてしまうと目立つと考えて、学校以外のコミュニティを求めた。
部活、バイト先、習い事etc…
そうして出会い系に目をつけた。
ここなら新しい自分でも受け入れてくれるはず、、つまり傷つかないはず…と…
そしてついに出会い系でデビューすることに!
ヘアスタイルは美容院で変えてもらった。
セミロングヘアに巻き髪、ヘアカラーもちょっとチェンジ。
そうしてメイクも美容部員さんに習いに。。
肝心の服装はギャル用のお店でチョイス。
外見が整えばあとは男と出会うだけ。
相手の人は普通そうな男、ファストアイテムのシャツとズボンに見える。
でも、清潔感はあるし靴は綺麗に磨かれていた。
こうしてあたしなりに変身してみた。
「姉ちゃん!暇?」
急に声がかかったので振り向くと、そこにはおじさんの姿が…
どうもナンパらしい…
ナンパ男に、待ち合わせなんで…
と対応していたら、相手の男がやってきた…
彼氏に見せかけておじさんから離れた。
ふたりはトボトボと歩いて散歩へと急いでいたところ、彼の方から腰に手を当ててきて…
時刻は夕方、もうそろそろという時ちょうど歩いて20m先にラブホが見えた。。
「あそこへ入ろうか?」
「ええ」
スムーズに確認しあい、ホテルまで歩いた。
「シャワーしてきたら?」
なんだ慣れてるんだ…
そう思いながらシャワーで全身の汗を流す。
ガチャ。。男が急にシャワールームへと侵入してきて…
「やだあ、」
いや。本心でもないけれど、嫌だと叫び、抵抗を見せた。
細い手首を男に掴まれて、そのままキス!
「んん。。もうダメかも。」
くねえと体がしなだれた…
そして石鹸の泡で全身をくまなく綺麗に洗ってもらいながら…
イチャイチャ。。
はあ、あたしが求めていた恋人らしいエッチはこんな感じ…