あたしは三十路の女、妙齢と言われる年齢だけれど本当は今が一番旬の時期。
夜な夜な出会い系をあてにしている訳は、紹介に期待できなくなってきた年齢だから…
たとえば、プライベート上の知り合いから友人関係に至るまで、もう誰も声をかけてはくれない…そういう年齢の女なの。
だから、1人でできることといえば出会い系サイトの利用。
彼は年上男と聞いていたけれど、身だしなみはよかった。
ヘアスタイルは気をつけているらしく、それなりに清潔感が出ている。
それにすごく肌がきれいだった。
爪の方もチェックしてみたところ、お手入れがなされていた。
よし、この男性であればオッケーかなと、ホテルに誘われた時同意したんだけれど…
彼は、彼は、彼は包茎という状態。
「えー、どうしよう。。」
ベットの上ですでに裸にされたあたしは、彼のあそこを手でさすりながら、困惑していた。
だって、彼、この状況で自分は
「相性がいい女でないと、立たないんだ…」
なんていうから…。
今のこの状態って、どうなの?立ってる状態?それとも?彼にとってどういう状態?って思いながら聞けなかった。
だって、知り合ったばかりで遊びの関係性の2人が、あたしに惚れているからここまで大きくなるとか、ロマンスを期待する、どうこうするのは到底、無駄というもので…
そういう意味でも包茎くんに当たったあたしは、本当に不憫だった。。
即着替えて、帰りたいところ。
女として楽しめる男っていうには、エッチのエネルギーに満ちていて、エロくて、リードしてくれるような男のこと。
そういう男であれば…
「入れてみる?」
相手の男がそう切り出した。
え!何言ってるの。。この状況で?と思いながら…
ベットの上で上へ上へと逃げてゆくように動いてしまった。
その状況を見た彼は、ついに察したのか、
「やめとこうか」
という一言を言った。
内心ほっとしながらも、ちょっと残念だなあと思いながら。。服を来ていた。
残念に思う理由は、出会った彼がこういう人だったということ。
求めていた男性ではないこと…
そういうことからも、彼とは深くは交わらずに終えた。
童貞ならまだしも、包茎で立たない男を選別するには、女性側には無理があるものだし…
なんだかすっきりしないのは女の方であって、彼も納得いかないような表情をしているけれど、彼が悪いと思えてならない。。。
最初からホテルにいきたいなら自信のある状態できて欲しい、それが女心というものだし…そう思いながら帰路についていた。
