社会人1年目だけど、誰ともお付き合いしたことがなく処女のわたし。
職場恋愛も将来結婚を視野にいれることもできるけど、誰かに後押しやアドバイスを貰いたかったけど、友達も真面目な子ばかりで。
親には、あんたみたい女は簡単に騙されちゃうよなんて言われて、反発心から出会い系に手をだしてみた。
出会い系で知り合った男はムードもイマイチで自らベットルームへ移動していくと、はじめてのエッチは人形みたいな扱われ方をして終わった
社会人1年目、職場の先輩から付き合おうか?なーんて冗談?言われて本気にしていた。
相手は冗談なのにね。
利佐子は、まだ誰ともお付き合いしたことがなくて、学生時代でもおとなしかった。
おとなしい利佐子と職場の先輩の組み合わせは、決して悪くもない。
だって、出会いが職場なら社会的な肩書きも知られている上に、結婚を将来視野に入れることもできるから。
付き合おうかと言われれいて…。
友人に話してみたけれど、友達も異様に真面目な子だから…無言。
誰かに後押しされたくて、アドバイスが欲しかった。
男性と付き合う勇気が欲しい。
女子とは愛されたい、保護されたい、という強い欲求を抱えている人間、ほだされたりしながら深みにはまることも。。
利佐子みたいなうぶな女、簡単に騙されちゃうよ。
そう言い切る親、反発心が強い利佐子。
そんな利佐子は今まで一度も反抗したこともない人生で、はじめて出会い系に挑戦してきた。
ひとりだから気楽だわ。。
そう思いながら誰の遠慮も意見もなく、ただ1人で利用していた。
若い男の子。。
同年代の男性を探し求めながら、ようやく2歳年上の男と約束できた。
2歳上でも女のこにとっては、お兄さんという意識があった。
いうことは聞かないといけない、年上を尊重しなければならないと。
ホテル行こう?下着みせて?
え?理性で教育上まだ早いんじゃあって思いながら、年上男に言われて、悩みだし、ついていくことに。
「手洗って欲しい」
「外で洗ってきたよ。」
…と思いながらも、利佐子は身を委ねた。
男の大きな手が体じゅう、包んだ。
彼の職業はマッサージ師だったか…優しいけれど、冷静さを失い、衝動的で荒々しいような扱い。
「ちょっと待ってよ。ちょっと、トイレへ」
タイムとばかりに、途中で逃げ出した。
パウダールームへと走り、気持ちを落ち着かせた。
はあ…いったいあたしはなにを。。。
自分のことなのに、自分がわからない。
3分ほど休憩してから、男のいる部屋へ戻ると、彼はソファに腰をかけていた。
ソファに腰を下ろして考え事をしている?
さっきワンピースの上から揉んだ胸を想像しているかのように、利佐子には見えて。。。
男を見る目も少なく、痛い思いすら経験したことのない利佐子には何も。。。
服の脱がせ方からイマイチのムードで、ただお笑い番組で扱われている女性のように、あれよあれよと服を脱いだ。
リードされているようでリードしているのは、女の方。。
このまま立った状態で。。
自分からベットルームへと移動していく。
そこでも、準備された女の胸に飛びつく男というようで、まるで人形を扱われているかのようだった。
そんな男との一度限りのエッチ。。
ひとつ言えることは、エッチ目的なら女がイメージするような抱かれ方じゃなくても、やむおえない。。
そう思うしかなかった。。