かなり積極にむこうからアプローチしてくる女子学生が現れた。
"社会人になり、学生時代から三年半付き合っていた彼女と別れた自分は、新たな出会いを求めて人生で初めての出会い系サイトを利用した。
正直、本当にちゃんと出会えるのかという不安もあったが、それ以上に新たな出会いという刺激に期待を膨らませてPCMAXを登録した。
PCMAXは登録者がかなり多い出会い系サイトの中でも超大手の老舗サイトらしく、スマホのアプリまであったので軽い気持ちで登録してみた。
とりあえず最初は掲示板に投稿して女性から連絡が来るのを待ってみたが、少し自分の好みとは違う女性から連絡がくることが多かったので
思い切って自分から好みの女性にメッセージを送ろうと思い、プロフィール検索で見つけた自分好みの女の子にかたっぱしからアプローチしてみた。
たくさんの可愛いことメッセージのやりとりをするもなかなかエッチまで持ち込めそうな子を見つけられずにいたとき、かなり積極にむこうからアプローチしてくる専門学生の女の子があらわれた。
彼女は動物の専門学校に通う19歳の「祐子」という女の子で、とても気さくで人懐っこく、メールもまめだった。祐子はジャニーズが好きらしいのだが自分はとてもではないがジャニーズ要素のかけらもないイケてない男なため、会うまでにあまり期待させては酷だとおもい、さりげなく自分ちょっとブサイクですアピールをすることにした。
それでも全然気にせず会いたいという祐子に自分も会う気満々になってしまった。
しかも、ブサイクキャラなのでイメージはこれ以上悪くなりようがないだろうという浅はかな考えで、ガンガン下ネタで責めた。初デートはラブホテルだねと挨拶代わりに言い続けた。
その結果、見事ラブホデートの確約をとりつけることに成功した。
お互い同じ市内に住んでいるということもあり、その気になればいつでも会えたがお互い次の日が休みな土曜日の夜に会うこととなった。
デートの当日、私たちは駅のすぐそばのコンビニで待ち合わせることに。
時間より少し早めについた自分は、祐子が来るのをコンビニの入り口から少し離れたところで待った。
特に深い意味はないが、なんとなくもし相手に遠くからみて自分の好みじゃないからとスルーされたら悲しいなとおもったので気持ち、少しだけ待ち合わせ場所から外れたところで祐子の登場を待った。
時間通りに事前に聞いていた服装で待ち合わせ場所に現れた祐子は写真よりも顔が小さかったため、実物のほうが可愛く思えた。
近づくと目があい、どちらからともなく声を
かけてたわいもない会話をはじめる。
ある程度挨拶を済ませたところでもじもじする私に祐子が
「それじゃあ行きましょうか」
まさかの祐子からのリードに緊張していた自分はかなり救われた。
話しながらも少しずつホテルへと歩みを進める二人。
さりげなく手をつないでみる。祐子の手は小さく、やわらかかった。
ホテルに着くなりベッドにダイブする祐子。
「シャワー入る?」
普通ならここはシャワーを浴びるところだろうが、少し気が動転していた自分は思わずシャワーはいいよと断る。
「じゃあそのまましちゃおっか」
服を脱ぎはじめる祐子。すべてを脱ぎあえるのを待てずに襲い掛かる自分。
もうどこから舐めたかすら記憶にないくらい激しく祐子の身体を舌でむさぼる。
「あっ…あっ…」
祐子の口から声が漏れる。
その口をふさぐようにキスをする
「んっ…んっ…」
いつのまにか自分は祐子に覆いかぶさり激しく腰をふっていた。
「こんなに荒々しいエッチはじめて」
そういう祐子の口をまたキスでふさぐ。
そして最後は祐子のおなかの上に自分のアレをぶちまけた。
無言でキスをせがんでくる祐子にキスをして部屋の明かりを全消灯し、眠りについた。"