最初のキスでのインプレッションが私を熱く燃えさせる。
"「ナナちゃん…?」
少し鼻にかかった甘い声で話しかけてきたその人は、少し若い頃の松潤に似た人だでした。
その頃の私は積年の片思いに夢中で若い体を持て余していて、単純な出会いを求めて出会い系サイトに登録していたのですが、実際に会うのはこの日が初めてで、少し緊張しながらも下腹部に熱さを感じている部分も密かにありました。
スラっとした肢体に長い手足…。この人はどんな風に自分を抱くのかと考えるだけで体が潤うようでした。
卒のない食事に卒のない会話…。
そんな中でも自分が抱かれる妄想は止まらず、長い指が私の体を這いまわることばかり考えていました。
やっとの思いでホテルに辿り着く頃にはパンティも湿り気を帯びており、彼を今か今かと待っている私自身がいて、ホテルの一室の扉が閉まるか否か、自分から彼の口唇を求めてしまいました。
少し背の高い彼が前屈みになって私を貪る…。
どんなシチュエーションよりも最初のキスでのインプレッションが私を熱く燃えさせるのです。
パンティに手を滑り込ませ、彼の長い指が私の一番敏感な部分を摺り上げる…。
この時間が止まって欲しくなくて、達したことを知られないようにしたつもりが、年上の彼の探求心を煽ってしまったようでした。
扉に押し当てられたままスカートの中に顔を突っ込まれ、淫猥な音を立てて舐られると、声も抑えられなくなって腰をくねらせながら彼の頭を自分のアソコに押し当ててしまいました。
何度波が押し寄せたかわからない程時間が経ったのに、未だ私達は扉の前。彼が体に力の入らなくなった私をベッドへと運んでくれました。
今度は自分のモノを握らせてきたけれど、ぐったりとした私は彼のモノにキスをするだけ…。
少しの間を与えられたかと思うと今度はシックスナインの形で彼が私の秘部に顔を埋めてきます…。
未だパンティは私の足の間で揺蕩っている。
その小さな布地を思いきり端に手繰り寄せ、敏感になっている部分を舌の先で虐めてくる彼…。
私のソコはどんなにか膨れ上がっていることでしょう、舌先の動きひとつひとつに電流を流されているようでした。
その後も吸われ、摘ままれ、弾かれ、ここまで弄り倒されたのは初めての経験で、彼のモノが侵入してきた時には喘ぐことも忘れて夢心地でした。
私の膣内が蹂躙される中でも彼は陰核への刺激を止めません。
ガンガン衝かれながらフェザータッチで擦られ、今までにあげたことのない獣のような咆哮を吐きながらひと際大きく果ててしまいました…。
気が付くと松潤似の彼は出会ったばかりの優しげな表情でペットボトルのお茶を進めてきました。
喉が渇いていたのでしょう、必死に水分を求め、息をつく間も忘れてだらしなく口の端から涎を垂らしながらお茶にむしゃぶりつく私を見て、彼は喉を大きく喉を鳴らして私に覆い被さってきたのでした…。
今でも思い出すだけで股間が熱くなる、忘れられない体験です。"